※このページはこの
ガイドページを日本語訳したものとなります。
翻訳者は別に英語が得意なわけでもなんでもありませんので、多々間違いがあるかもしれませんが、ご了承下さい。
また、当手順内には、日本国内では違法となる手順が含まれている可能性がありますので、自己判断でお願い致します。
以降の作業によって、何らかの不利益が起きましても一切の責任は取れません。
Converting Frets on Fire songs & Guitar Pro Tabs to Rocksmith
必要なソフトウェアは以下の通りです。
多くのフォルダを使用するために、どこに何があるかに注意しながら作業を行ってください。
全てのツールは、ここにあります。
EOF Release eof1.8RC2(r1009) full + Latest Patch
Wwise ogg converter Wwise_v2010.3.3
VLC Or AudacityVLC | Audacity
Paint.net (For album art)
Rocksmith Custom Song Toolkit
まず、最初に好きな曲をFoFのカスタムソングサイトからダウンロードして下さい。
ここでは、例としてAvenged SevenfoldのUnholy Confessionsを使用します。
ダウンロードしたファイルを作業ディレクトリに解凍します。
次に、曲の正確なGuiterProのTAB譜が必要となります。
入手をし、同じディレクトリにGP4/5のファイルを配置します。
フォルダ構成は以下のようになります。
/Song/album.png - アルバムアート
/Song/guiter.ogg - オーディオファイル
/Song/notes.mid - ノートと歌詞
/Song/song.ini - 曲情報
/Song/SongName.gp4 - Guiter ProのTab譜
<<EOFでの最初の作業>>
EOFのヘルプメニュー並びにチュートリアルをあらかじめ
読んでおくことをお勧めいたします。このソフトは非常に複雑です。
プログラムを起動したら、設定を変更して下さい。
F11キーを押すか、File → Preferencesを選択して下さい。
設定を以下の画像のように変更して下さい。
ディスプレイサイズは広げておくと、作業が効率的に出来ますのでお勧めです。
<<インポート作業>>
1)プログラムを起動したら、File → Midi Importの順に選択して下さい。
準備をした、notes.midを選択して下さい。
TempoChangeの画面が表示されますので、yesをクリックして下さい。
2)次に、インポート設定画面が表示されますので、以下をチェックして下さい。
\-Song Artist and Title
\-imports the guitar.ogg file
\-Section Information
\-Tempo Information
\-Lyrics if included
\-note tracks for GH\RB (we can ignore for now)
\-Tuning of the song(With GuitarPro Import)
3)F9キーを押して、Song Properties画面を表示して下さい。
この際に、歌詞が有効となっていない場合は、好きなように設定を行って下さい。
4)メニューのSong→Track→PARTS REAL GUITERを選択して下さい。
メニューのMenu→Guiter Pro Importを選択肢、準備をしたGuiter ProのTab譜を選択して下さい。
※この時点で画面上にTAB譜が生成されますが、オーディオファイル側との同期が一度外れますので
F5キーを押して波形を生成しておきましょう。後の作業で役立ちます。
<<無音部分の生成(?)>>
メニューからSong→ Leading Silenceを選択して下さい。
Notes/Beatsを調整して下さい。
追加するミリ秒またはBeatsの数を選択します。
普通でしたら1-4を設定して下さい(?)
あなたのトラックの前に空白が挿入されます。
同時に、無音部分を追加するためにoggファイルが再エンコードされます。
<<ノートの調整>>
次に、ノートと曲の同期を取るために調整をします。
Mキーはメトロノームをアクティブにします。
Cキーはクラップサウンドキューをアクティブにします。
+/-キーは画面の表示サイズを変更します。
Ctriキー+Aキーで全てのノートを選択します。
最初の小節をクリックして(小節の上にカーソルを置くと緑に点灯します)
波形の上にドラッグするとその上に全てのノートが移動します。
曲を数回プレイして、ノートと曲の位置合わせを行ってください。
再生や巻き戻し、Ctrlキー+Zでの手順戻を使用しながら行うと良いでしょう。
このガイドで説明している以外にも、ノートの位置合わせに便利な各種オプションや
ツールが存在します。ヘルプメニューのチュートリアルを参照して下さい。
<<歌詞>>
使用したMIDIに歌詞が既に埋め込まれている場合、これらが自動的にインポートされているので、選択を行います。
私自身は歌詞の埋め込み処理をスキップしています。
曲に歌詞がインポートされているのか、確認を行うには、
メニューのSong→Track→Part Vocalを選択して下さい。
おそらく、ノートの調整と同様に歌詞と曲の一致を行うための調整が必要となります。
<<保存>>
メニューのFile→Saveを選択するか、Ctrlキー+Sまたは、F2で、あなたのプロジェクトを保存します。
それぞれの弦に対する指番号の指定(?)を行うのためのウィンドウが表示されると思われます。
面倒な場合は、1を設定してください。
上記作業を行うと、あなたの作業ディレクトリに
PART REAL_GUITAR.xmlと、歌詞を埋め込んでいる場合は、PART VOCALS.xmlの2ファイルが作成されます。
新フォルダに以下のような構成を作成して下さい。
/Song/album.png - アルバムアート
/Song/guitar.ogg - オーディオファイル
/Song/notes.mid - ノートと歌詞
/Song/song.ini - 曲情報
/Song/SongName.gp4 - 曲情報
/Song/PART REAL_GUITAR.XML
/Song/PART VOCALS
/Song/notes.eof - EoFのプロジェクトファイル
<<OGGファイルをWAVへのコンバート>>
次のステップはRocksmith Custom Song Toolkitで使用する為のoggファイルを作成する事です。
まず、Wwiseが使用出来るようにするため、guiter.oggファイルをWavファイルへコンバートします。
この為には、Audacityまたは、VLCを使用して下さい。
VLCを起動して、Ctrl+Rキー→oggファイルをドラッグして追加します。
Audio codecのタブのAudioがチェックされていることを確認し、CocecにWAVを選択します。
Sample Rateは48000を選択します。
<<Wwiseでの変換>>
1) new projectを選択し、好きな名前を付けて、あなたの好きな場所にプロジェクトを保存しておいてください。
将来、また同じ作業を行う場合には同じプロジェクトを再利用できます。
2) メインウィンドウを開いておき、右クリックでImportを選択するか、Default Work Unitのツリーにguitar.wavを
ドラッグし追加をして下さい。
オプションで表示されるポップアップは全て無視すると、曲がインポートされます。
Music Hierarchy Treeの下のDefault Workツリーに配置されるでしょう。
3) ツリーをクリックして開き、一番最下層のguiterをダブルクリックし、右側のメニューの中の
Stream と Zero Latencyをチェックして下さい。そして、Conversion Settings Tabを選択します。
4) Conversion Settings TabでOverride Parentをチェックし、>>ボタンをクリックし、
画面のようにOgg Vorbis Mediumを選択し、Editボタンを押します。
5) 開かれた新しいウィンドウでStereoを選択し、Sample Rateを48000にします。
あなたの好みに応じて、Qualityスライダーを動かしてください。
Sample rate conversion qualityも変更する事が出来ます。
6) Editボタンを押して、表示される画面にて、
Seek Table Granularity に 16384を設定して、OKボタンを押して下さい。
7) 全ての設定が終わったら、Convertボタンを押してください。
Convertボタンは、ダイアログの右側中央、Copy To Clipboardボタンの左にあります。
8) ボタンを押すと、WindowsかMacかを聞かれるダイアログが表示されますので、Windowsを選択して下さい。
変換状況を表示する別のダイアログがポップアップします。その後、終了します。
9) 作成したファイルは、プロジェクト用のフォルダに作成されています。
ProjectName\Filename\.cache\Windows\SFXの下です。
この作成されたファイルをあなたのCustomSongProject用のフォルダに移動して下さい。
これで、DLCをリパッケージする準備が整いました。
現在の状況では、XMLの解析・編集が私のわかる範囲を超えているため
新しいカスタムDLCを作成する方法を、見つけ出すことが出来ません。
よって、既にダウンロードされているDLCと今回作成したカスタムソングを交換する予定です。
将来的には、カスタムソングが追加できる方法を、このページには記載する予定です。
まず最初に、交換するDLCを選択しましょう。
あなたが好きな、またはあまり弾かない/好きではないような曲を置換することが出来ます。
私はトーンの設定が曲に合っているA7XのBeast and the Harlotを選択しました。
この曲のファイル名はRS001SONG0000061.datです。
1) Rocksmith Custom Song Toolkitを起動し、 DLC unpacker/Unpackerタブを選択して下さい。
unpackを選択し、先ほどのdatファイルを選択します。
その次のダイアログで、解凍後のディレクトリを選択します。
解凍されたフォルダが複雑なので、混乱するかもしれません。
以下以外のフォルダは無視します。
Audio\Windows\song.ogg - 曲のoggデータです。
GR\Behaviors\Songs\ - XMLファイルが含まれています。
GRAssets\AlbumArt\ - .ddsという拡張子のアルバムアートが含まれています。
GRExports\Generic\ - これから生成する必要がある、SNGファイルが含まれています。
<<アルバムアート>>
アルバムアートはGRAssets\AlbumArt\song.dds に保存されています。
実際のファイルは、DLCのパック内で他のファイルとファイル名が一致していないことに注意して下さい。
たとえば、Beast and the Harlotの場合、avenged_beast.ddsです。
何故開発者がこのような複雑で混乱するような仕様にしたかはわかりませんが、
とにかく、paint.netを使用してddsファイルを開きます。
FOFからダウンロードした画像ファイル(pngファイル)等をドラッグします。
ドラッグしたファイルをどうしたいかを尋ねるダイアログが表示されるので
Add Layerを選択します。
古いレイヤーを単純に削除し、そのまま保存します。これで作業は完了です。
<<オーディオヘッダの修正>>
曲ファイルを置き換えることが出来ますが、その前に新しく作成した.oggファイルの
ヘッダーを修正する為に、Custom Song Toolkitを使用する必要があります。
Ogg Converterタブを選択します。先ほどWwiseでエクスポートしたoggファイルを選択し、
convertボタンを押します。新しく、guiter_xxx_fixed.oggファイルが作成されます。
このファイルが、カスタムDLC内に配置するファイルとなります。
Audio\Windows\の中に有るファイル名に変更して下さい。
今回の場合は、94556620.oggです。
先ほど作成したファイルとこのファイルを交換して下さい。
<<ノートとボーカルチャート>>
作成したカスタムチャート(譜面)を使用するためには、XMLファイルを置き換える必要があります。
今回の例では、Real_Guitar_part.xmlをBeastAndHarlot_Combo.xmlにリネームします。
もしあなたが、Part_Vocals.xmlを生成した場合は、対応するファイル名にリネームをして置き換えて下さい。
ベース用のチャートを作成した場合も、同様となります。
<<SNGファイルの作成>>
Custom Song Toolkitに戻り、SNG File Creatorタブを選択します。
新しく名前を変更し、置き換えたBeastAndHarlot_Combo.xmlを選択します。
曲のチューニングを選択して下さい。変換するXMLファイルのタイプに応じて、
instrument か vocalを選択して、Convertボタンを押します。
複数のXMLファイルを変換する場合は、それぞれのファイルで上記の作業を行う必要があります。
新たに作られたsong.sngファイル(1つまたは複数)をGRExports\Generic\に移動します。
名前の変更は必要ありません。フォルダに移動した場合、上書きとなります。
<<DLCのリパック>>
最後の作業として、カスタムしたDLCをリパックします。
Custom Song Toolkitを再び開き、 DLC packerタブを選び、Packを選択して下さい。
作業していたDLCのルートフォルダを選択し、適切な名前を付けて.datの拡張子を加えます
これで作業は完了です。
あなたのRockSmithのカスタムフォルダに元のsong.datをバックアップしておきましょう。
新しく作成したsong.datファイルを置き、ゲームを起動します。
アルバムアート、曲、チャート(譜面)が正常に動作するはずです。